真・報連相セミナーを終えて
上江田 晋作
2018年2月28日
先日2月27日に「真・報連相セミナー」を開催させていただきました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
報連相は1980年代半ばに山崎富治氏が本を出版したことから広まったとされていますが、30年たった今でも仕事の進め方の中心であり、最も重要なものです。
社会人になってすぐに教えられることもあり、新人や部下のためのものという意識が強くあります。しかし、実際には上司にも報連相ができていない人は多く、そのために職場の風土や人間関係にも悪影響をおよぼすこともあります。上司にも報連相は必要なのです。
報告を受ける立場として、部下としっかり向き合っていますか?
「企業人にとって最大の環境は上役なり」という言葉があるように、部下は上司の影響下にあります。「あいつは報連相ができていない」「活気がない」と言う前に、その一端は指導してきた自分にもあることを自覚して振り返りましょう。その部下が良い方向へ進むのか、悪い方向へ進むのか上司次第で変わってくるものです。(人事考課にも関わってきます。)
真・報連相の核心は「3つの視点」と「3つの深度」ですが、他にも「3つの方向」というものがあります。
- 相手と誠実に向き合っていない(このようなことはないか)
- 相手と誠実に向き合っているか
- 必要な場合には、相手に誠実に寄り添っているか
真・報連相は「相手」や「目的」を意識して行うものなので、相手が何を求めているのか「察する」ことが必要です。これはスキルやテクニックを覚えたからといって、すぐにできるようになるものでもありません。意識しないでできるようになるまで時間がかかります。
部下や後輩がどのような報告をしてくるのかしっかりと耳を傾け、何を言おうとしているのか受け止め、良い点も悪い点もしっかりと指摘して、関係を築き上げましょう。
セミナー受講者の声
今回行ったセミナーの概要
テーマ | 真・報連相ー仕事の進め方の基本ー ※本セミナーは終了しました。 |
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日時 | 【那覇】平成30年2月27日(火)10時30分〜12時30分 |
会場 | 沖縄県産業支援センター(308号室) 沖縄県那覇市小禄1831番地1 [地図を見る] |
講師 | 上江田晋作 |
主催 | 有限会社 Ejissanキャリア研究所 |